【ワインを知る】産地ごとに違う、ワインボトルの種類
ワインを楽しむ上で、どの産地で造られたか?を知るのはポイントになりますよね。
ワインにはエチケットと呼ばれるラベルがついており、どこで造られているか?どんな品種のブドウが使われているか?などはここを見ればわかります。
ただ英語だったりフランス語だったりで、少し難しいことも。
実はエチケットよりも簡単にワインの産地を見分ける方法があります。
それはワインボトルの形。
産地によって、ワインボトルの形状が違ってくるんですね。
今回はそんな産地別のフランスワインボトルをご紹介いたします。
フランスワインに使われる代表的なワインボトルとしては
ボルドー型
アルザス型
の5つがあります。
■ボルドー型
ボルドー地方が産地のボルドーワインは、いかり肩をしています。
この地方のワインはタンニンといわれる渋みが強いワインが多いです。
タンニンの強いブドウを熟成させると、澱と言われる(沈殿物)がでます。
澱はワインを飲む際に避けて飲みますが、いかり肩のボトルであれば、肩の部分で澱を留めることができます。
タンニンが強く、澱の出やすいボルドー産ワインには、このボルドー型のボトルが使われてします。
▼CALMEでお取扱いのボルドー型ワイン
■ブルゴーニュ型
ブルゴーニュ地方が産地のブルゴーニュワインは、なで肩をしています。
ボルドーワイン同様、タンニンの強いワインが多いブルゴーニュ地方。
ですがボルドー地区とは違い、いかり肩ではないのです。
その理由は、ブルゴーニュ地方のワインの澱は、熟成中に何度も澱引きをして、最後の瓶詰めの際に濾過をします。
(澱引き:発酵が終わったワインの中の澱を、きれいな上澄みの部分から引く作業)
このように丁寧に澱を取り除いているので、いかり肩にする必要がありません。
それによりなで肩のゆるやかな曲線のボトルを使う事ができます。
▼CALMEでお取扱いのブルゴーニュ型ワイン
他にもアメリカ、チリ、イタリアにもそれぞれ産地ごちに形状があり、見た目だけで産地がわかるのは面白いですね。
是非、ワインボトルの形状から産地を知り、ワインを楽しんでみてください。
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