ウイスキーとワインのそれぞれの違い
お酒の中でも高級なイメージがあるウイスキーとワイン。
今回はウイスキーとワインの違いをご紹介します。
①ウイスキーは蒸留酒、ワインは醸造酒
蒸留酒は、原料を発酵させたものを、蒸溜機で蒸溜して造ったお酒。
醸造酒は、穀類や果実などの原料をアルコール発酵させて造ったお酒。
②ウイスキーとワインのアルコール度数
銘柄や製法の相違はありますが、一般的にワインはアルコール度数12~13度。
ウイスキーは、約40~43度になります。
なんとウイスキーのアルコール度数は、ワインの約3倍近くになります。
ウイスキーのアルコール度数がワインより高くなる理由は製造方法が関係しています。
ウイスキーは、もろみを加熱して気化したもろみを冷やすことで純度の高いアルコールを
得る製造方法になり、蒸留を重ねることでアルコール分が凝縮することで、醸造酒(原料を発酵させる製造方法)のワインよりアルコール度数が高くなります。
③保存方法の違い
未開封のワインは、コルクの乾燥を防ぐために寝かせて保存します。コルクの乾燥を防ぐ理由は、コルクが乾燥することでコルクの隙間から空気が入ることでワインの酸化が進みやすくなることを避けるためです。飲食店等でワインがワインセラーに保管されているのを見られたことがあると思いますが、ワインは酸化しやすいので、味や香りをキープするためにワインセラーのようにワインに適した保管場所に保管する必要があります。
アルコール度数の高いウイスキーは、コルク栓の場合、コルクがウイスキーに長期間触れたままだと、コルクの匂いが染み出す恐れがあります。これを防ぐためにウイスキーはワインのように寝かせるのではなく立てて保存するのが基本になります。
開封、未開封にかかわらず、ウイスキーを立てたまま、温度変化の少ない場所に保管します。
最後に違いだけでなく、ウイスキーとワインの共通点をご紹介します。
ウイスキーとワインは共通点もいくつかありますが、共通点の1つとして上げられるのが
「樽」による熟成です。
蒸溜酒であるウイスキーは、蒸溜後に発酵酒であるワインは、発酵後に樽に移し替えて熟成をさせます。
ワインは、原料となる「ブドウの品種」を購入時に重要視され、ウイスキーは、ミズナラ、ヒノキ等「樽」を購入時に重要視される方が多いのも特徴かもしれません。
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