【ワインのご紹介】夏ワインの楽しみ方
こんにちは。
最高気温が30℃を越す日が増え、いよいよ夏が近づいてきましたね。
暑い日は、冷たい飲み物が飲みたくなりますが、なんとなく「ワインは冷やさずに飲む」というイメージのある方多いのではないでしょうか?
実はワインは種類によって適温が変わってくるので、
冷やしても美味しく呑んで頂けるんです。
今回は暑い夏におすすめのワインの呑み方をご紹介します!
■冷やすのがオススメのワイン
白やロゼ、スパークリングワインなどは是非冷やして飲むことをオススメします!
辛口でフルーティーな味わいのものがオススメです。
☟新入荷のボルドーワインも、冷やして飲むのにオススメ
実は赤ワインも冷やして美味しく頂けます!
タンニンの強いものは冷やす事で渋みが増すので、オススメできませんが、果実味のあるものや甘口のワインは、冷やしてもおいしくのんで頂けます。
☟冷やして飲むのにオススメの赤ワイン
■氷を入れてのむ「ロックワイン」
氷を入れて楽しむのも、夏の飲み方のおすすめです。
氷を入れることですっきりとした味わいになり、口当たりがよく、気軽に飲めるようになりますよ。
ロックワインにおすすめ☟
その他にも凍らしたフルーツを入れてサングリアにするのもおすすです。
いかがでしたか?
いろんなワインの飲み方で、まだまだ暑くなる夏を乗り切って行きましょう!
CALMEワイン通販では、フランス産のワインを取扱いしてます。
6月ボルドーワインが新しく入荷しました!
ギフトの要望も賜りますので、是非ご利用ください。
【ワインを知る】産地ごとに違う、ワインボトルの種類
ワインを楽しむ上で、どの産地で造られたか?を知るのはポイントになりますよね。
ワインにはエチケットと呼ばれるラベルがついており、どこで造られているか?どんな品種のブドウが使われているか?などはここを見ればわかります。
ただ英語だったりフランス語だったりで、少し難しいことも。
実はエチケットよりも簡単にワインの産地を見分ける方法があります。
それはワインボトルの形。
産地によって、ワインボトルの形状が違ってくるんですね。
今回はそんな産地別のフランスワインボトルをご紹介いたします。
フランスワインに使われる代表的なワインボトルとしては
ボルドー型
アルザス型
の5つがあります。
■ボルドー型
ボルドー地方が産地のボルドーワインは、いかり肩をしています。
この地方のワインはタンニンといわれる渋みが強いワインが多いです。
タンニンの強いブドウを熟成させると、澱と言われる(沈殿物)がでます。
澱はワインを飲む際に避けて飲みますが、いかり肩のボトルであれば、肩の部分で澱を留めることができます。
タンニンが強く、澱の出やすいボルドー産ワインには、このボルドー型のボトルが使われてします。
▼CALMEでお取扱いのボルドー型ワイン
■ブルゴーニュ型
ブルゴーニュ地方が産地のブルゴーニュワインは、なで肩をしています。
ボルドーワイン同様、タンニンの強いワインが多いブルゴーニュ地方。
ですがボルドー地区とは違い、いかり肩ではないのです。
その理由は、ブルゴーニュ地方のワインの澱は、熟成中に何度も澱引きをして、最後の瓶詰めの際に濾過をします。
(澱引き:発酵が終わったワインの中の澱を、きれいな上澄みの部分から引く作業)
このように丁寧に澱を取り除いているので、いかり肩にする必要がありません。
それによりなで肩のゆるやかな曲線のボトルを使う事ができます。
▼CALMEでお取扱いのブルゴーニュ型ワイン
他にもアメリカ、チリ、イタリアにもそれぞれ産地ごちに形状があり、見た目だけで産地がわかるのは面白いですね。
是非、ワインボトルの形状から産地を知り、ワインを楽しんでみてください。
CALMEワイン通販では、フランス産のワインを取扱いしてます。
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【ワインご紹介】じめじめした雨の日にこそ呑みたい!梅雨を楽しむワイン
こんばんは。
早いもので今日は5月26日。
来週からは6月が始まろうとしてます。
今年は平年より全国的に梅雨入りが早く、じめじめした日を長く過ごすことになりそうですね。
雨の日ってなんとなく出掛ける気分になれず、お家で過ごす時間がさらに多くなりますよね。
外もどんより暗いので、気持ちが落ちてしまうことも…
でもそんな「雨の日」が実は「ワイン日和」なのをご存知でしたか?
雨が降ると湿気の影響で香りがたちやすくなり、私たち人の嗅覚は普段よりも鋭くなると言われています。
ワインを楽しむ魅力として欠かせないのが、やはりそれぞれにある華やかな香り。
その香りをより深く楽しめるのが、湿気の多い雨の日なのです。
■雨の日におすすめの白ワイン
柑橘系やハーブの香りがする、すっきり爽やかな吞み口のもの。
品種でいうとソーヴィニヨン・ブランなど、フレッシュなタイプのものがおすすめです。
▼CALMEではソーヴィニヨン・ブランを使った白ワイン
「シャトー・ラ・クロワ・ド・ロシュ」の「ボルドー・ブラン・セック」がおすすめ。
すっきりとした飲み口なので、白魚や魚介類のお料理、旬のお野菜と合せて頂けます。
■赤ワインのおすすめ
呑みやすく、少しだけコクが豊富なもの。
品種でいうとメルローなど、タンニンは少なめで、コクはあるのにソフトな吞み口のワインがおすすめです。
▼CALMEではメルローを使った赤ワイン
「エリタージュ・ドゥ・モンロ」の「サン・テミリオン・グラン・クリュ」がおすすめ。
メルローを使ったワインはあっさりした肉料理全般に合います。
タレで味付した料理(焼き鳥や唐揚げ)にも合うと言われており、日本食で言えば、すき焼きとも相性がいいですよ。
いかがでしたか?
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【ワインを知る】どうやってワインは作られるのか?
こんにちは。
今日はワインの基礎知識「ワインの作り方」ついて、ご紹介したいと思います。
写真:CHATEAU MONLOT
普段ワインを呑まない方も、なんとなく「ワイン=ぶどう」というイメージはあるのではないでしょうか?
ぶどうには「ブドウ糖」といわれる糖分が多く含まれており、このブドウ糖が「アルコール発酵」することでワインは出来上がります。
写真:CHATEAU MONLOT
実はワイン製造の工程自体は、他のお酒に比べると非常にシンプルです。
ただシンプルだからこそぶどうの品質によってワインの仕上がりは大きく変わってくるんですね。
■赤ワインのつくり方
写真:CHATEAU LA CROIX DE ROCHE
赤ワインには造るには、皮が黒い「黒ぶどう」と呼ばれるブドウを使います。
有名な品種だと「カベルネ・ソーヴィニヨン」や「メルロー」などがありますね。
【果汁を採取する】
まずは、黒ぶどうを除梗機に入れて、ぶどうの房から果梗を取り除きます。
ぶどうをつぶしたら、酸化防止、殺菌のために二酸化硫黄(亜硫酸)を加えます。
【醗酵させる】
果汁に果皮や種が混ざった状態でキューヴと呼ばれる醗酵槽に入れ、約1週間程醗酵させます。
【圧搾(プレス)】
残った果肉、果皮、種子などを圧搾して汁を採ります。
【熟成】
醗酵が終わったワインを木樽(タンク)に移して熟成させます。
熟成中に「澱(オリ)」と呼ばれる沈殿物が出るので
上澄みだけを別の容器に移す「澱引き」と呼ばれるものを何度か行います。
【瓶詰め】
濁りの原因となる成分をろ過して除き、瓶詰めをします。
(瓶の中でも熟成はさらに進みます)
■白ワインのつくり方
写真:CHATEAU LA CROIX DE ROCHE
白ワインには造るには、「白ぶどう」と呼ばれるぶどうを使います。
有名な品種だと「シャルドネ」や「ソーヴィニヨン・ブラン」などがありますね。
【果汁を採取する】
まずは、白ぶどうを除梗機に入れて、ぶどうの房から果梗を取り除きます。
赤ワインとは違い、圧搾して果汁や固形物は分離します。
ぶどうをつぶしたら、酸化防止、殺菌のために二酸化硫黄(亜硫酸)を加えます。
【醗酵させる】
キューヴと呼ばれる醗酵槽に入れ、約1週間程醗酵させます。
【熟成】
醗酵が終わったワインを木樽(タンク)に移して熟成させます。
熟成中に「澱(オリ)」と呼ばれる沈殿物が出るので
上澄みだけを別の容器に移す「澱引き」と呼ばれるものを何度か行います。
【瓶詰め】
濁りの原因となる成分をろ過して除き、瓶詰めをします。
(瓶の中でも熟成はさらに進みます)
赤ワインと白ワインを造る工程の大きな違いは、「皮、果肉、種と一緒に醗酵をするかどうか」なんですね。
赤ワインはぶどうの固形物を一緒に醗酵する事によって赤い色素、タンニン(ワインの渋み。種子に多く含まれる)が抽出され、色味が美しく、濃厚なワインを造る事ができます。
一方白ワインは固形物を除いて醗酵させることにより、タンニンが少ない、酸のフレッシュさを生かしたワインを造る事ができます。
■ロゼワインのつくりかた
美しいピンク色をしたロゼワインですが、色素が必要ですので「黒ぶどう」を使います。赤や白ワインと違い、ロゼワインの製造には、いくつか方法があります。
① 赤ワインと似てる方法「セニエ法」
【果汁を採取する】
ブドウをつぶし、果皮と果汁・種子を一緒にタンクに入れます。
果汁に色がつきだしたら、果汁を抜き取ります。
【醗酵させる】
抜き取った果汁を醗酵させます。
【瓶詰め】
濁りの原因となる成分をろ過して除き、瓶詰めをします。
(瓶の中でも熟成はさらに進みます)
②白ワインと似ている方法「直接圧搾法」
【果汁を採取する】
黒ブドウを圧搾して果汁や固形物は分離します。
この際にわずかに抽出される色素がロゼの色味を出します。
【醗酵させる】
果汁のみを醗酵させます。
【瓶詰め】
濁りの原因となる成分をろ過して除き、瓶詰めをします。
(瓶の中でも熟成はさらに進みます)
③混醸法
ロゼは色味を出すために「黒ブドウ」を使うと言いましたが、この方法では「白ブドウ」を一緒に混ぜ、セニエ法のように発酵させる方法です。
ただし、ヨーロッパではこの製造法は禁止されていますので、フランスなどではセニエ法か直接圧搾法でロゼワインを造っています。
セニエ法では赤ワインに似た造り方なので、タンニンが含まれてますが、直接圧搾法だとフレッシュな仕上がりのロゼができあがります。
同じロゼワインでも、造り方によって味も変わってくるんですね。
またロゼは基本的に熟成はほぼしないんですが、最近はロゼを熟成させたワインも増えてきてるようです。
この「直接圧搾法」で製造されているロゼワインはこちら☟
いかがでしたか?
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CALME(カルム)オープンのご挨拶
こんにちは。
この度は、CALMEのオンラインサイトに足を運んで頂きありがとうございます。
2021年4月26日、ワイナリーの想いに共感し、一つずつ丁寧に造られた味に感動し、フランスの美味しいワインを日本の皆様に伝えたいという想いから、このサイトをオープンいたしました。
写真:DOMAINE DE COSTE CHAUDE
CALME(カルム)というショップ名はフランス語で「穏やかな」という意味があります。
私達の毎日は、忙しく、あっという間に過ぎてしまいます。
今は時代も移り変わり、想像していないような事が日々起きますが
こんな時だからこそ、ワインを通して「穏やか」で「ゆったり」とした癒しの時間をお届けできたらと想い、ショップ名を「CALME」にしました。
実は私自身、ワインについてはまだまだ初心者です。
(お酒はとても好きなので、よく吞みます。)
“美味しい”と思いながら吞むことはあっても、知識や背景についてはほとんど知りませんでした。
ですが、ありがたい事にワインに触れるきっかけをお仕事の中で頂き、その奥の深さや歴史、こだわりに驚きながらも、どんどんとワインに魅了されていきました。
フランスで大切に造られたワインの魅力を、最大限皆様にお届けできるよう、これからもワインについて学びながら、精進してまいります。
このブログを通じて、世界中にたくさんのワインが溢れているなか、CALMEで購入して頂く価値を少しでも皆様に伝えられたらと思っております。
まだまだ至らぬ点も多いかと思いますが、何卒宜しくお願い申し上げます。